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好きな映画を語る。Pt40 [映画]

おはようございます。春だというのにこうきまぐれな天気が続くと、地球大丈夫か!?ってときどき本気で心配することがあるんですが、そんなことないですかね。でもね~地球もいっぱいいっぱいなんじゃなですかね?ん~人間に心配される地球は大きなお世話だよ!ときっと怒ってらっしゃるでしょう。そうっすよ、きっと。では今日は映画を1本紹介いたします、では・・

山の音

山の音

  • 出版社/メーカー: 東宝
  • 発売日: 2005/08/26
  • メディア: DVD

この映画は成瀬巳喜男(みきお)監督作品の『山の音(おと)』という1954年度に発表された作品です。原作は川端康成の小説「山の音」からだということです、はい。ではお話を・・・
舞台は戦後の日本、鎌倉に居を構える信吾(山村聡)は妻保子と息子修一(上原謙)とまたその妻菊子(原節子)と4人で暮らしている。嫁の菊子は義理の父である信吾と大変仲睦まじく、よくある嫁舅の仲違いなどは全くない、一見幸せな家庭である。しかし菊子の旦那である修一が菊子には大変冷たく、よそで女をつくる始末。菊子は旦那の冷淡さに耐え、信吾の優しさを支えに、いつか自分に優しくしてくれると願っている。信吾と息子の修一は同じ会社に勤めているが、父はまっすぐに家に帰るが、修一は女遊びがたえなく、帰りはいつも遅い。保子はいつも信吾に対し、「なぜ修一と一緒に帰ってこないのですか」と問いただしている。しかも信吾は息子がよそに女がいることは知っている。しかし菊子にはそんなこといえるはずもなく、息子にたいし、「いいかげんに、女と縁をきり、菊子を安心させてやれ!」とプレッシャーをかけることで精一杯な感じ。そんな夫婦のもつれと、その間にたたされる父信吾の微妙な関係を繊細なタッチで描ききっている。

さらっとした演出にもかかわらず、ズバッっと本質をえぐり出しているこの作品は見ていて心地よさを感じるとともに、ん~とテーマにたいし、うなりをあげずにはいられない。完全に観客(僕のことですが)を魅了してしまうわけです。こういう映画は名作という名にふさわしいものでしょう。なんといっても見せ場は原節子演じる菊子の堪え忍ぶ演技の見事さと、それを支える父信吾の菊子を気にしながらも、なまじかわいい息子であるがために修一に対しても冷酷になれない微妙な演技の秀逸さにつきると思います。そしてなんとも普遍的なテーマゆえに、現代においても響いてしまうこの映画は是非みていただくことをオススメします。とても本質にせまっているところがなんとも僕はこの作品を気に入っている所以でありますから。ただひとつ不満をいえば・・・息子の修一がかかえる心の闇をもっと具体的にえがいてほしいなぁ、なんて思ったりもしました。そうすればこの作品がもっと広がりをもったかもしれません。いずれにしろこの作品は名作の匂いがプンプンします。以上。


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さっちん

一押しの映画を紹介したんでよかったら見てくださいね♪(´c_,`)b
by さっちん (2006-04-22 13:11) 

ミツバチのささやき

おう、見てみるよ!
by ミツバチのささやき (2006-04-26 09:40) 

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